李小狼着ぐるみ(3号機)建造計画 最終報告

 本当に最後までやり遂げられるのか、果たして後楽園ハロウィン迄に間に合うのか?不安一杯で成功の自信もないままスタートした企画でしたが、
無事完了の運びとなりました。
 ただ、逆にHP上にこうして定期的に途中経過をUPしていくことでペースメーカーにはなっていましたし、公開してしまっている以上、後戻りは出来なくて、
自分を追い込めたという面もありました。結構大変な作業でしたが、こうして終わってみると感慨もひとしおです。

 で、最終報告では、李小狼を作るために、いったいどれくらいの費用がかかったか、概算してみました。

まず、李小狼面製作用の主要材料費は・・・

1.今回新規に購入した物

購入日 用  具 価格 備   考
5月4日 アルテHX2 2600 前作の残り分も若干量使用
(工業モデル用粘土)
マネキントルソ 950
6月7日 cherio!1 1800 言わずと知れたCCさくらのイラストコレクションですね
6月26日 アルテH 1300
FRP離型材 550
ハイルストンHLP 1050 前作の残り分も1/2と今回購入分1/2を使用。
(樹脂入り石膏)
8月5日 パーティーグッズカツラ 4400
X2
8月14日 パーティーグッズカツラ 2200 未使用
頭部下地用生地 記録なし
(焦げ茶色)
8月20日? 塗料 120 茶とフラットフレッシュは瞳作成用
(白、茶、フラットフレッシュ)
9月17日 磁石480X2 960 面押さえ用(未使用)
10月18日 伸びるフック 350 面押さえ用
合計 16280
消費税込み 17094

2.その他、前作の残り物の使い回し

カリ石鹸 860
真鍮プレート 650
油粘土 記録なし
ゼリー状瞬間接着剤 320
液体ゴム 780
リゴラック(FRP) 1050
FRP硬化剤 記録なし
布ヤスリ#100 記録なし
紙ヤスリ(水) 記録なし
自動車用FRP補修パテ 700〜780
プラモデル補修用パテ 記録なし
サーフェイサー 記録なし
塗料:黄色、赤(肌色作成用) 各120
フェルト(眉毛) 記録なし
目ノゾキ穴部の紗 記録なし
ズボン用フック 100 面の押さえに使用

 それから、李家の式服は・・・・

購入日 用  具 価格 備   考
9月16日 カンフースーツ 5500
カンフーシューズ 700
9月17日 胴巻き用生地50cm 1100
バイアステープ(太) 280
バイアステープX2 440
ファスナー 60
9月17日 帽子側面半球X2 320
9月23日 生地買い3+1.2m 3276
9月26日 ファスナー 90 未使用
フェルト250X6 1500 3枚は未使用
フェルト100X4 400
9月29日 断熱テープ 624
9月30日 ミシン糸X3 600 黄、緑、橙
10月1日 生地買い0.7+0.6m 988
10月18日 衣類の接着テープX2 600 1個は未使用
熱接着 700
10月22日 フェルト320X1 320 9/26の250円と同じ物。店の違い!
バルサ材 80 剣の芯に使用
銀塗料 120 未使用
ハーティークレイ 450 剣の鍔、柄尻、玉作成用
剣の紐
10/23 金塗料 120
10月25日 バイアステープ(太) 280
バイアステープ 220
細ゴムヒモ 125 太極マークの輪郭作成用
発泡ゴムX2 580 剣の柄に使用1枚は未使用
アクリル板 180
ゼリー接着剤 320
10月29日 鈴X5 150
合計 19973
消費税込み 20972

 以上となります。
 これらの材料は主だったところを上げていますから、塗装時のマスキングテープといった小物は含まれていません。
 また、買った材料の全てを使い切ったわけではなく、また前作のシンジ面を作ったときの残った材料も使っているので、
正確に李小狼の着ぐるみを作るのに必要な金額を正確に出すことは出来ません。おおまかに見て4万〜4万5千円くらいかかっているでしょうか。
 また、今回ゼンタイは作っていないので、その分、少し安く上がっています。
 他に諸々の工具類も持っていないと、それらを調達する資金も必要になってきます。
 
 それから、実作業時間を集計すると、記録に残っているだけで150時間費やしていました。実際に作業はしていなくても、電車に乗っているときとか、
風呂に入っているときなども、製作にあれこれ考えを巡らせていることもありますが、それはときに置いておいて、
時給1200円(技能給ということで)くらいとすると、人件費が18万円かかっています(汗)

 結果、トータルで見積もると、李小狼を製作するには、おおよそ23万円くらいかかったことになるでしょうか。
 もっと着ぐるみ制作に精通している人であれば、余計な材料の買い込みもなく、またもっと短時間で出来るでしょうから、もう少し製造原価は下がるでしょうね。
 特に、今回の私の場合は不慣れな衣装制作にもの凄く時間がかかっていますしね。
 

 以上で、李小狼着ぐるみ制作の報告は終了です。
 今後、これまでの全12回の製作報告を整理して着ぐるみ制作方法の記録として残そうと考えています。
 これまでの報告で分からない点、質問等あれば、それらも回答する形で盛り込んでいきたいと思いますので、
メール、もしくは掲示板を使ってお知らせ下さい。
 
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 そして、小狼君を作った経験を元にさくらちゃんの製造へと取りかかっていったのでした。